渋谷の街をポスタージャック! ジル サンダー+と渋谷パルコのタッグが10月7日まで。
「趣味に共感する」。
それが近年のジル サンダーを好きな理由。
このPen Online「クリエイターズ」でもよく取り上げてます。
なんの裏事情もありませぬ。
日本の “侘び寂び” にも通じる、
静かで知的な世界。
そんなジル サンダーが現在、セールスイベントを開催中です。
2020年9月18日(金)から10月7日(水)まで、東京・渋谷パルコにポップアップストアを出店。
日常着的なライン、ジル サンダー+(プラス)に特化した品揃え。
さらにこの期間中に、渋谷の街でポスタージャックも!
20-21年秋冬ジル サンダー+のキャンペーン写真が街中に出現してます。
雑多な東京のシンボルともいえる渋谷との異質なマッチングに興味を惹かれ、初日となる18日に歩き回ってきました。
記事の後半では訪れた店も掲載してます。
まずはポスタージャックの様子からどうぞっ。
約16ヶ所に合計9種類の写真ポスターを展示。
「え、こんなとこに !?」
と、驚くほど目につきにくい場所に貼られたものも多く。
街にゲリラで絵を描くグラフィティ・アーティストの考え方にも似た、
「気づく人にだけアピールできれば」
というコンセプトなのでしょう。
現クリエイティブ・ディレクターのルーシー&ルーク・メイヤー夫妻のうち、
ルークがシュプリームのデザイナー経験者だと思い起こすと腑に落ちます。
ジル サンダーが内包するエッジーな感性には、ストリートカルチャーもしっかり含まれているんですね。
ファッション関連の仕事で会う30〜40歳代の男性たちに評判なのも納得です。
ジェンダーレスなワードローブ。
デニムで¥77,000(税抜)から、サイドゴアブーツで¥144,000(税抜)から、エコニール®ブルゾンが¥163,000(税抜)。
気軽に買えちゃう人が羨ましい価格帯。
ブランドのカルチャーに触れるだけでも楽しいです。
植物が飾られたクリーンな店を眺めたり、久しぶりに訪れた渋谷を懐かしい思いを胸に散策してみたり。
写真 © 高橋一史
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